こくごの教科書に登場するお話「たぬきの糸車」の音はキーカラカラ。
本当にそんな音がするのかな。どんな構造になっているのかな。
スクールの地域コミュニティのご協力を頂き、糸車を実際に使ってみました。
地元に伝わる伝統芸能、小倉織でストラップも制作しました。
「はたおり機が発明される前はこのやり方で布を織っていました」
と言う織り方を体験した小学部のお友だち。
世界では、今も機織り機を使わず、この方法で織物を作る国もあるそうです。
腰にひもを結んで体で糸をひっぱりながら、糸を組んでいきます。
漁師さんが魚の網を編むときに使うタイプの針を使って、
機織り機と同じ原理で、膝の上で小倉織を体験しました。
また、糸車で糸をつむぐ体験を通して、
・綿の栽培(入り口横に栽培をされています)
・種の採取
・種から綿をはずす
・はずした綿をまとめる
・・・ここまでが、糸をつむぐ前段階で行われることも学びました。
その後、
・糸つむぎ
・好みにより色染
・(ようやく)織る
布や洋服などが簡単に手に入る今の時代では、なかなか見る機会がない過程です。
小倉織伝承会、呉服のうめねの皆様、
貴重な体験をありがとうございました。
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